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FEATURE —特集—

DJ YOGURTが語る「原田茶飯事」

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【目次】
原田茶飯事ロングインタビュー
1.DIYなシンガーソングライター(8/1公開)

2.“はだかのうた”をください(8/2公開)

3.ギターで白地図を塗りつぶしていく(8/5公開)

4.“友達”を照らしていく音楽(8/6公開)


4人が語る、原田茶飯事というミュージシャン
「絶対的な良さがあるから、ひねくれたポップを歌える」
——森達彦【サウンドプロデューサー】(8/1公開)

「ポップさの裏に潜んだ『仕掛け』」
——キイリョウタ【梅田シャングリ・ラ店長】(8/2公開)

「『晴れているんだけど、ちょっと寂しい』――そんな人にも目を向けてくれる音楽」
——古川陽介(dj sleeper)【りんご音楽祭・瓦レコード主催】(8/5公開)

「ライブでの歌声がCD以上に魅力的」
——DJ YOGURT【DJ】(8/6公開)

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茶飯事さんを知ったのは、2010年。
自分が奇妙礼太郎さんの歌声に痺(しび)れて、
関西出身のヴォーカリストですごい人は他にいないかと
YouTubeで探していたら、茶飯事さんの映像に辿り着きました。

歌声がいいなっていうのと、
オリジナル曲のメロディーがしっかりしているのが印象的で。
1・2回聴いたら忘れられなくなって、
すぐにライブを観に行きました。

茶飯事さんのライブでの歌声は
CD以上に魅力的で、それで好きになりました。
会場で売っていた『mammoth happiness(マンモスハピネス)』を買ったら、
それもすごいイイんですよね。

自分が『mammoth happiness』に感じていたのは、
1970年代半ばに活動していた山下達郎さんたちのグループ
「シュガー・ベイブ」の楽曲の雰囲気で、
それを21世紀に独自の感覚を加えてやっている人がいる、
というのがうれしかったです。

今回の『光るジュレのなかから』は
『mammoth happiness』に通じているというか、
その延長にある作品のようなイメージを自分は感じています。

茶飯事さんは、お客さんがCDを聴いてイメージしている以上のライブを
見せてくれるところが特に魅力的だと思います。
繊細な印象が強いアルバムと比較すると、
ライブでは意外なくらい力強い雰囲気になるところも好きです。

あとは、カッコつければすごいカッコイイはずなのに、
「そこまでするか!?」っていう一面を
ライブの現場では覗かせてくれるところにも魅力を感じます。

CDを自宅でじっくり聴くのもよし、
ライブで茶飯事さんの卓越した歌声と
ギタープレイに酔うのもどちらも良いと思います。
茶飯事さんのCDを気に入ったら、今度はライブへどうぞ♪


ープロフィールー
DJ YOGURT(でぃーじぇい よーぐると)
1996年からDJとして活動し、98年には音楽ユニット「Upsets」をスタート。同年、自身のレーベル「Upset Rec」を立ち上げる。テクノ・ハウス・DUB・アンビエントまで幅広い作風の楽曲リリースを続けており、「フジロック・フェスティバル」をはじめとするさまざまなイベントに出演。近年、曽我部恵一や奇妙礼太郎トラベルスイング楽団等の楽曲リミックスを手掛けたほかにも、2013年3月には原田茶飯事 & EXPRESSO CANSAIの「太陽」をDJ YOGURT & KOYAS名義でリミックスしたアナログ盤がリリースされた。

http://www.djyogurt.com

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