決して少なくない嫉妬心でした、
「おめでとうございます」の前にあったのは。
——ほかとちょっとちがう、おはなしメディア『フダンヅカイ』。
立ち上げ時にサイトを拝見して思ったのは、
僕たち編集者の間ではいわゆるタブーとされることを軽々と、
そして、とても楽しげにやっていて「いいなあ」ということ。
記事内の僕の発言にもあった通り、うらやましさも覚えました。
でも、同時にとても気持ちよくもありました。
そこには、悪意もねじ曲がった正義感もなかったから。
その雰囲気の良さは、僕がここで長々と語るよりも
同サイトの記事を読むだけで実感することができるはずです。
今回、そんな『フダンヅカイ』さんと
共同企画を行うことができて良かったなと思っています。
WEBディレクターの加茂さんがつくったメディア『フダンヅカイ』、
編集者の僕がつくったメディア『東京黎明ノート』。
ちがう職業の2人が、メディア運営という同じテーマについて話す。
それによって、お互いの立ち位置や方向性が
より明確になったように思うからです
(いや、決めつけはよくない。僕だけかもしれない。
でも、加茂さんもそう思っていればうれしい)。
それにしても、僕を取材していただいた
『フダンヅカイ』さんの記事を読んでみると、
「情けねーヤツだなあ……」と思います(特に第4回の記事)。
でも、それが現在の自分なのだから仕方がない。
できれば数年後に再び共同企画を開いて、
お互いの歩みを確認できれば。
その時まで、必死こいてやっていきます。
加茂さん、この度は本当にありがとうございました。
……と、きれいに終わるのもいいんですが、
せっかくなので裏話を。
加茂さんからの取材依頼のメールの最後には、
下記のような文章が添えられていました。
******************************
「※あ、ちなみにシモネタも全然有りですので、ご安心下さい。
ただ、レベルが高いモノについてはカットする可能性は大ですw」
******************************
なぜか、僕が下ネタを言わないと
取材を受けない人間みたいになっています。
しかも、取材中はこのフリに応える形で
下ネタを言ったのに全カットされているという。
レベルが高かったのか……。
いや、そんなはずは…………。
「完全版」の公開、ご期待しています!!
いつもより私的な編集後記になってしまいましたが、
皆さま、『フダンヅカイ』『東京黎明ノート』を
今後ともよろしくお願いいたします。
『フダンヅカイ』さんでは、『東京黎明ノート』を取材していただきました。
同じく11月22日から全4回にわたって公開中です。