特集「色彩に潜む“華やかさ”と“ものがなしさ”。
Ràyka、『CIRCUS CIRCUS!』」、すべて公開しました。
僕がRàykaさんの絵を初めて見たのは、2009年の12月。
インタビュー中(Vol.2)でも触れられている、
「SHIBUYA GIRLS POP」の期間限定ショップ
「GIRLS POP ATRIUM」の壁画を見たことが
今回の取材の間接的なきっかけとなりました。
ふらっと入ったファッションビル内で、たまたま見かけたRàykaさんの壁画。
眼前に広がる幻想的な風景に、僕は白昼夢でも見ているかのように
その場から離れられませんでした。
しかし、そのときは、仕事の急ぎの電話があったために
そのままビルを出たので、壁画の作者を知るには至りませんでした。
それから半年ほど後に、私が当時連載していたウェブコンテンツを
偶然、Ràykaさんが見て、足跡を残してくださりました。
そして、彼女のホームページを見て、あの壁画の作者が
Ràykaさんだということを知ったのです。
“偶然”って、本当にあるんですね。
その当時、若干興奮気味に送ったメールを見返すと、
僕はRàykaさんに「何か一緒にやりましょう」と言っています。
少し時間は経ちましたが、それは「取材」という形で実現しました。
「東京黎明ノート」の創刊と、Ràykaさんの個展が
ほぼ同時期に行なわれたのも何かの縁でしょう。
さて、Ràykaさんの個展「CIRCUS CIRCUS!」は
明日10日(日)までの開催です。
ぜひ足を運んでくださいね。
僕も、明日観に行きます。
「東京黎明ノート」編集者
石川裕二