yucca garden

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教会の天井や、日本伝統の工芸品“組紐(くみひも)”などに着想を得たテキスタイルデザインを発表している「yucca garden(ユッカガーデン)」。デザイナーの日置友香さんが手掛けるブランドで、レッグ・ウェアをはじめとするファッションアイテムを展開している。

テキスタイルは、日置さんがボールペンで描いたものをスキャン。パソコン上でパターンを組み上げ、色を乗せていく。機械的な緻(ち)密さに目を奪われる一方で、目を凝らせば、手描きのタッチによる手仕事が顔をのぞかせる。

「yucca garden」は、日置さんが社会人経験なしに立ち上げたというのも特徴的だ。「小学3年生の頃からファッション誌を買っていた」という日置さんは、高校卒業後に服飾の専門学校へ進学。しかし、「ファッションの技術以外にも美術全般の感性を磨きたい」と、単身でフランスに渡ってパリの専門学校へ入学する。

「もともと、ゴダールの映画が好きでパリには憧れがあったんです。親には『旅行に行ってくる』と言って、その時に学校の面談を受けました。フランス語、全然わからないのに(笑)。親は驚くだろうなと思いましたけど、事後報告なら反対しようがないだろうって」

その結果、入学したのが「たまたまテキスタイルデザインコースだったんです」。そうして、3年間、美術全般に関することと、テキスタイルデザインを学んでいった。「日本に戻ったら自分のブランドをつくろう」と決めていたという日置さんは、2013年に「yucca garden」を立ち上げ。最初の頃はアクセサリーをつくっていたが、「自分が学んだことを生かそう」と小ロットからつくれるタイツをつくり始めた。

「振り返ってみると、私は昔から“コーディネート”というよりも“(単体としての)服”が好きだったんです。もっと言えば、“布地”が好きで。よくわからないままテキスタイルの道に入りましたけど、実はつながっていたんだなって。一つのブランドにとらわれず、テキスタイルデザイナーとしていろいろな活動をしていければと思います」

http://www.yuccagarden.com


<イベント>
yucca gardenの展示会「パステル・テキスタイルズ・ガーデン」が、2014年9月9日から14日まで「ギャラリー・ドゥ・ディマンシュ 青山店」(12:00〜19:00、月曜定休)で開かれます。テキスタイルデザインの展示のほかにも、作品の販売が行われる予定。

http://www.2dimanche.com



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