双葉高校出身作家が話す、原発被災地の「これまで」と「これから」。




「いまでもね、津波に流され続けているような気がするんですよ」

——これは、先ごろ発行された『フクシマ漂流』の中に登場する、
双葉町から避難所へと移り住む一人の女性が心情を吐露した言葉です。

本の著者は福島県南相馬市小高区出身で、
太宰治賞受賞作家の志賀泉さん。
福島県第一原発のある双葉町・双葉高校で
青春時代を過ごしました。

『フクシマ漂流』は、同校出身である映画監督・佐藤武光さんの
記録映画「立ち入り禁止区域 双葉~されど我が故郷」の映画本として、
同作では紹介しきれなかった双葉町の被災者たちの証言を
文章化するほかに、志賀さんの体験記や意見などが加えられています。
同書のタイトルは、故郷を失い、避難生活を送っている
被災者の状況を「漂流」になぞらえて付けられたもの。

福島県を故郷に持つ志賀さんだからこそ
見ることができた、原発被災地の「今」。

福島の「これまで」と、私たちの「これから」のお話です。


取材・文=石川裕二(石川編集工務店)
最終更新日:10月20日


  

【インフォメーション】
文芸トークサロン
映画 『立入禁止区域 双葉~されど我が故郷』上映会
“原発事故 フクシマからのメッセージ”
日程:2012年10月26日(金)
時間:18:00~20:00
住所:日本文藝家協会(地下鉄 有楽町線 麹町駅1番出口)
料金:¥1,500(当日¥2,000) ※学生・65歳以上の方=¥500引き

※要申し込み。詳しくは同会ホームページへ
http://www.bungeika.or.jp/event.htm

  


※志賀泉さんの著書『フクシマ漂流』の購入を希望される方は下記リンク先へ
http://ameblo.jp/sigahina/entry-11306881920.html


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