5月17日、都内でおもしろいイベントが開かれます。
「やおよろずのさんぽ市」(同時開催:タナシインドラフェス!)というイベントです。
Sundayカミデ、清水あつし、杉瀬陽子という、
関西インディーズシーンで最注目と言っても過言ではない、
3人のミュージシャンが東京でライブを行うのです。
LIVEの料金は“投げ銭”制。
ライブを観て、自分が払おうと思った金額を
“投げ銭入れ”に入れる、というものです。
しかも、新緑が一番美しい季節に野外ライブです。
もっと言えば、由緒正しき神社の境内が会場です。
会場では、都内の人気飲食店をはじめ、
複数のお店のこだわりのフードを堪能できます。
ハンドメイド作家の個性的な雑貨も10以上出店します。
ハンモックを使ってのリラクゼーションや、
アロマクラフトなどのワークショップもあります。
小規模ですが、これはまぎれもなく“野外フェス”です。
このお祭りイベントを都心から約20分のところで楽しめます。
どうですか、そそられませんか?
では、会場はどこでしょう。
吉祥寺? ちがいます。
高円寺? いえいえ、ちがいます。
下北沢? いや~、そこもちがうんです。
気になる開催地は……………田無です!!!!!!!!!!
……大丈夫です。
読者のみなさんの「え、どこ?」
という表情が容易に想像できます。
田無(たなし)です。
西東京市田無町です。
西武新宿線です。
高田馬場駅から急行電車で約20分です。
田無がどんなところかというと、ベッドタウンの一つです。
要は、生活しやすい町です。
でも、先にあげた3つの町のように、
カルチャーが盛んな町ではありません。
伊勢丹も、スタバも、タワレコも、
紀伊国屋書店もありません(パルコは市内にあるぞ!)。
でも、アスタがあり、なおきちがあり、
バンダレコードがあり、博文堂書店があります。
「その固有名詞わかんねーから!」
というツッコミが入りそうですが、
僕が言いたいのは、“やおよろずのさんぽ市”と“田無”にも、
都心の有名店や人気店と同じように、
あなたの人生を楽しくしてくれる出会いがあるということです。
このイベントを機に、田無という町に来てみませんか?
名前も知らなかった駅で電車を降りて、知らない町を歩いてみる。
新しい景色が、楽しい思い出とともに、あなたの中に一つ増えていく。
それって、旅みたいだと思うんです。
『東京黎明ノート』では、
その楽しい旅のお手伝いをするべく、
2012年の特集記事に続いて、
2年振りに同イベントを取材させていただきます。
これから開催日まで、少しずつではありますが、
田無でオススメの飲食店などをご紹介していきます。
イベントに足を運んだ際には、
是非会場である田無神社の外にも足を伸ばしてみてください。
きっと、すてきな一日になるはずです。
自分が生きる世界に、好きな景色やものが
一つ増えるというのは、とても幸せなことだと思うのです。
そして、その出会いを東京黎明ノートがつなげられたのなら、
メディアとして、編集者として、こんなにうれしいことはありません。
当日はテキスト速報もしますので、
現地に来られない方もモニター越しに一緒に楽しみましょう!
編集者
石川裕二
追記:2014年5月9日
「やおよろずのさんぽ市」の特集記事を公開しました。記事を見て、是非イベントまで足を運んでください!
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