幸福のドレス

『GOOSE BERRY, 幸福のドレス』を公開しました。

同ブランドは既製服、舞台衣装、ウエディングドレスという
3つの展開を主としていますが、今回はウエディングの
オーダーメードドレスを中心に紹介しています。

特定の人を思い、つくる。
そこには、恋人が編んでくれたマフラーのような愛情を感じます。
自分だけのために、最大限の時間と労力を割いて生まれた“それ”は、
特別な思いのこもった大切な一着。

“特別な存在”を手にする受け手は、幸せ者です。
そのような存在を生み出したことは、作り手にも幸福感をもたらします。
そしてまた、一生涯大事にされるであろうドレスも、
幸せな存在と言えるでしょう。

そんな一連の意味合いを込めて、今回のタイトルを付けました。

不特定多数に向けてつくられた大量生産品があふれる昨今、
『GOOSE BERRY』のようなものづくりは時代の主流とは反しています。
しかし、だからこそ、同ブランドを求める人が存在するのも事実です。

低コストかつスピーディーに大量の物を
生み出すことを“生産的”とする風潮がありますが、
使われることなく処分されてしまえば、それは“無駄”でしかありません。
それより、長い時間を掛けてでも一生大切にされる一着を
生み出すことのほうが、とても有意義で生産的なことだと思うのです。

時代の“少数派”であるが故の難しさもあるはずですが、
確かな信念を持って活動を続ける『GOOSE BERRY』の魅力を、
メディアとして少しでも伝えていきたいと思っています。

次回の更新は6月10日です。
お楽しみに。

写真は左から、写真撮影を担当してくれた森田さん、
『GOOSE BERRY』の下條さん、そして私です。

                       「東京黎明ノート」編集者
                               石川裕二