「素晴らしきかな、ヴィジュアル系」第8回/cali≠gari
ヴィジュアル系バンドへの造詣が深い庄村聡泰(Dr.DOWNER、ex.[Alexandros])が、2025年9月24日にニューアルバム『18』をリリースするcali≠gariの桜井青にインタビュー! これからアルバムを手にする人にとっては、サトヤス氏の質問群が『18』をより深く聴くための手引きとなるような取材となった。なお、サトヤス氏は『第3実験室』からcali≠gariを聴いていたとあり、キッズ魂あふれる取材になっていることも付け加えておきたい。
取材=庄村聡泰
文=石川裕二
ハイペースなリリースは「ノリ」
――『15』『16』『17』『17.5』に加えて、30周年を総括するようなセルフカバーアルバム『30』があり、9月24日には『18』がリリースされます。オリジナルアルバムだけでも、年1枚のペースでリリースが続いていますが、周年前後で創作意欲がガンガンに燃えてきているのでしょうか。
ちょうどコロナ禍で、やることがなかったんですよ。ライブができないとなると、曲を作ることくらいしかできませんし。それで、2020年には『ブルーフィルム』が20周年ということで、『ブルーフィルム -Revival-』を作らせていただいて。
「こんな感じで世の中が進んでいくのなら、とりあえずオリジナルアルバムを作ろうよ。世の中暗いし、アッパーなものがいいよね」と2021年にリリースしたのが『15』です。そこからは、取り憑かれたように出していますね。なんだか、盛り上がっちゃったんですよね。突っ走ろうぜ、みたいな感じです。ノリです。
――ノリですか!
ノリですね。『15』『16』と立て続けに出した時に、「すごいね、こんな短時間で2枚も出しちゃったね」と石井さんと話していたら、石井さんが「いや、来年は『17』を出します」と言っていて、この人何言ってるんだろうって本当にビックリして(笑)。
でもね、石井さんのなかで、『17』を作った後も余力があったみたいなんです。だから、そのまま『18』の制作に突入した、という流れです。『18』は80年感のある曲が候補に複数出てきていたので、久しぶりに自分の趣味に走りました。
ただ、本当はもっとインダストリアルなノリのアルバムを作りたかったという思いもあって。kmfdm(※ドイツのインダストリアルミュージック。メンバーのサシャ氏はBUCk-TICKの櫻井氏・今井氏とSCHWEINというバンドを組んでいた)とか、エスプレンドー・ジオメトリコ(※スペインのインダストリアルミュージック)とか、誰も喜ばないくらいガンガンのインダストリアルのアルバムを作りたいってずっと言っていたんです。
なので、「やりましょうよ」と石井さんに言ったら、「いや、もう作っちゃいました。ポップなやつ」って(笑)。時既に遅し、です。ヴィジュアル系というシーンのなかで活動していますけど、やっぱり聴いてきた曲はそればかりではないので、趣味に全振りした音楽もやりたくなりますよね。だから、お蔵入りしている曲が何曲もあるんですよ。でも、いいです。また次回作で出していきます。
サトヤスに衝撃を与えた『第3実験室』
――cali≠gariはヴィジュアル系ではありますけど、孤高のバンドでしたよね。
孤高と言うか、ヴィジュアル系枠に入れてもらえなかったんですよ。研次郎くんが昔、いろいろと売り込みに行ってくれていたんですけど、「君のところはヴィジュアル系じゃないよ。だって、ボーカルがスキンヘッドじゃん」って。そこから下北沢でライブをするようになって、たまたま何かのきっかけでライターさんの目に留まって、ヴィジュアル系の雑誌を紹介してもらえるようになったんです。そのきっかけになった音源が『第3実験室』です。
――本当に衝撃的なEPでした。
当時はLUNA SEAや黒夢がシーンの中心にいましたから。その流れにおいて、『第3実験室』は特殊だったかもしれませんね。
――その時期のcali≠gariに触れた人は、きっと聴く音楽の幅がすごく広がったと思います。
それは、良くも悪くもあるかもしれませんね。cali≠gariを聴いて育っちゃうと、他に似たバンドがいないじゃないですか。ファンクラブのアンケートで「cali≠gariの他に好きなバンドを教えてください」という項目があるんですけど、ヴィジュアル系バンドの名前が出てこないですから。逆にMr.Childrenとか。
――ミスチル、バンプと同レベルで心を掴んで離さない曲がcali≠gariには多いですから。自分は一生、cali≠gariを聴きますよ。
ありがとうございます。お客さんが多感な頃に、心に土足で踏み込むような歌詞をいっぱい書いていたので、それで汚されちゃった子が多いんじゃないかな(笑)。
――ははは(笑)。もしかして、Syrup 16gとかART-SCHOOLを好きな方もファンのなかにはいらっしゃるんじゃないですか?
います、います。あとはthe band apartとか。
――人生を共にするレベルのバンドですよね。バンド結成30年を超えて、宿命感や使命感のようなものって、やっぱり出てきますか?
宿命感、使命感ですか。それって、バンドを30年以上続けていたら、あえて口には出さなくても、たぶん出てくるものですよ。だって、もう、それしかできないじゃないですか。ここでバンド辞めたら、何をして生活するのっていう。なので、宿命感という話で言えば、やるしかないんです。それが生活の一部だし、仕事だから。
今、自分の人生がどのくらいまで来たのかわかりませんけど、生きている限りは生涯現役でいたいですよ。現役ってことは、仕事を続けるってことでもありますから、やりますよね。
こだわり抜いた『18』のギターサウンド
――『18』は、非常にソリッドなロックバンド感を楽しめるアルバムになっていますね。
『17』あたりから、石井さんのブームみたいなものがありまして。同期を少なくしていこう、バンドサウンドで組み立てていこうというムーブメントなんですけど。『18』はそれが、ものすごく顕著に出ています。サックスがまずないし、シンセも2・3曲じゃないですか? 『17』もそういうイメージはあったんですけど、『18』のほうが色濃くなっています。
――やっぱり、BOØWYですか?
そこに尽きます。『17』から、80年代フィーリングみたいなものがあって。まあ、永遠に80年代って言っていて、基本的にこのバンドは昔から何も変わっていないんですけど。でも、80年代のなかでも87年、88年、89年って特にビートロックの豊作時期なんですよ。90年代に入ると、ビートロックからハウス寄りに変わっていくんですけど。同期とかデジタルが出てきたのが90年くらいで。
そこに入る直前の3年間……自分がちょうど音楽に目覚めたのが87年なんですけど。だから、87年、88年、89年という自分の高校生活3年間の集大成のようなアルバムを作ろうと。サウンドはギターの音一つにしても、かなりこだわっています。PERSONZの本田さんの音はどうやって出しているんだろう、布袋さんの“GIGS”の時の音は……って、とにかく『ギターマガジン』を読んで研究して。似た感じの音が出るギターのエフェクターをようやく見つけて、とても楽しくギターの音をエンジニアと作りました。
――「素知らぬ夢の後先に」なんて、めちゃめちゃカリカリして乾いたギターですよね。
その辺は石井さんの趣味が出ていますね。でも、わかります。「こう来たか」って思いました。一方で、「本当にcali≠gariでこれをやるの?」とも。だいぶ、夏の海を感じるコード進行じゃないですか。石井さんは「おれは普通の曲を作るだけなんで」って言っていますけど、まあ全然普通じゃないですよね(笑)。「素知らぬ夢の後先に」は、好きに弾いていたら、珍しく「ここはこう弾いてほしい」と注文が入ったので、ほぼほぼ石井さんのデモから完コピで演奏しています。
――先ほど仰っていた、PERSONZの本田さんの音って、どの曲のどの部分ですか?
「東京亞詩吐暴威」とか……
――(食い気味に)イントロのジャーン、ジャーン、ジャ、ジャジャーンがサイコーですよ!
今、あの音を出す人はあんまりいないですよね。
――いないですね。中間のスパイ映画っぽい、「ダーダダダー」とかもサイコーですもんね!
石井が喜びます。
カッティングの鋭さを出したい
――昔から、自分はギターは全然だから……と謙遜する青さんの発言をいろいろなインタビューで拝見してきました。バンド結成から30年が過ぎ、今はギターに対して、どのような向き合い方になりましたか?
表現をする上での文房具みたいなものじゃないですか。他のギタリストさんと違う点があるとすれば、自分は曲ありきのギタリストなんですね。曲を表現するために、必要以上にギターで何かをしようという発想にはならないんです。極端な言い方をするなら、ギターソロを入れるくらいなら、他の楽器のソロを入れてよとも思いますし。コードバッキングとカッティングがちゃんとできていれば、それでいいんです。カッティングは昔から本当に好きだから、そこだけですよね。
――青さんのギターは、適材適所という感じがしますよね。
それはやっぱり、研次郎くんがすごいフレーズを入れてくるんで、そこに甘えてる部分もあると思うんですよ。そういう意味では、プラスマイナスを考えた上で、結果論という感じですよね。かっこいいフレーズはベースにお任せして、ギターは淡々とコードワークで支えていく、でいいかなと思っています。
――それもcali≠gariの色ですよね。クランチ気味の音色でリズミカルな感じの青さんのギターは。
このフィールドの他のバンドさんより、クランチ(※エレキギターの音量を上げて、クリーンな状態から少しだけひずみが始まった状態の音)メインでは弾いていますね。カッティングの鋭さだけに特化してたら自然とそうなった感じです。自分のそのクランチサウンドでカッティング推しみたいなところが、80年代っぽさのポイントの一つにはなっているんじゃないかなと思ってますね。
――今作ではギターソロもたくさん弾いていただいていますよね。
弾きたくないですね。心の底から弾きたくない。
――でも、いいギターソロがかなり詰まっていますよ。
ギターソロは、石井さんの曲は石井さんが自分で作っているんですよ。それをね、頑張って一度トレースするんです。「(自分で)弾けばいじゃん」って言うんですけど、「それは弾けないんです」って弾いてくれないから(笑)。なのでトレースしたあと自分で「ここは変えたほうがいいな」と思った部分は変えてみて、「どうですか?」「それで大丈夫です」という。いつもそんなやり取りです。
――「ニッポニアニッポン」の豪快なギターソロの感じは……?
石井さんです。最初、「ニッポニアニッポン」が来る前に「どんな曲なんですか」と聞いて心構えをしておこうと思ったら、THE STREET SLIDERSの「Back To Back」みたいな感じですと言われて。いざデモを聴いてみたら、THE STREET SLIDERSはわかるけど、「Back To Back」じゃないじゃん、みたいな。うん、楽しかったですね。ああいうソロが大好きなので。
――そうなんですね!
ギターを始めたばかりの頃って、RED WARRIORSとかTHE STREET SLIDERSをめちゃめちゃ弾いていたので、馴染みのあるソロだなと。あとは、V系黎明期ってああいうギターソロってなかったじゃないですか。やっぱり、LUNA SEAの登場以降はSUGIZOさんのテクニカル且つ美しいギターソロがキッズたちのお手本のようになっていたので。D’ERLANGERのCIPHERさん然り、Gilles de RaisのJACKさん然り、黒夢の臣さん然り、V系のギターソロはやはり速弾きが美しさの一つの到達点なんですよ。
でも、今のcali≠gariはキース(リチャーズ)みたいな超ロックンロールな泥臭いギターソロもありますから。逆に今は、それが楽しくて。cali≠gariはそういうものだと思ってやっています。
――昔から青さんのギターソロはピッキングハーモニクスで、ピキーンって。好きです!
自分も好きですね。そういうのはムダに好きです。
青さんのギターソロはシンガロングできる
――自分としては、研次郎さんと青さんのリズム感がグルーヴしている感じが、cali≠gariの良さだと思っています。
ササブチさんがドラムを叩いているところも、強みだと思います。研次郎くんとササブチさんの相性が非常によろしいので。
――そのリズム隊あってこその「5670000000」ですよね。間奏のテクニカルかつ怒涛な展開がかっこいいです。
「5670000000」は当初、全編その感じで。最初から最後までツーバスの曲だったんですよ。
――えぇっ!?
そういう反応になりますよね。ササブチさんから、「これ、誰が叩くの?」って連絡が来たくらいで(笑)。それで、「ちょっと1日待って」って言って。朝起きて、まず白湯を飲んで。で、朝の無心の状態で研次郎くんのデモを聴いて。そしてデモを構成ごとに容赦無く100個くらいにぶつ切りです。魔改造ですよ、もう。既に付いていた仮のメロは割愛したり有効活用したり。結果、すごく気に入っています。本当にいい曲だと思います。
同時に、違うアレンジでもやりたかったなという思いもあります。最初はキース・エマーソン(※プログレバンドのエマーソン・レイク&パーマーのキーボーディスト。『幻魔大戦』のアニメ映画のサントラを手掛けた)みたいなレトロフューチャー感のあるものにしたかったんですけど、結果的に往年のブリティッシュハードロックのようになったという。
――でも、一方で、ギターでは青さんらしいフレーズが楽しめるアルバムになっていますよね。「スクラップ工場はいつも夕焼けで」のギターソロとか。
それはですね、これだけは夕陽が見えるギターソロを作らなくてはと。
――青さんのギターソロはシンガロングできるというか、口ずさめるギターソロですよね。
それはアニソンだったり、渡辺宙明さんや菊池俊輔さんのような当時のアニソンによく見られたブルース進行やマイナー・ペンタトニック(※ロック・ブルース・ジャズなど幅広いジャンルで使われるギターのスケール)の影響だと思います。間奏もホーンセクション(※複数の管楽器)でメロディーが乗っている。口ずさめちゃうものが頭に残っているんでしょうね。
――子どもの頃って、Bメロ前の決めの合いの手の「パパラパン」みたいなほうを先に覚えたりしますもんね。「スクラップ工場はいつも夕焼けで」の話に戻ると、メロの裏に入っている、踊りまくっているカッティングもサイコーにかっこよかったです。
あれは時間が掛かりました。やっぱり、最後に入る曲って、力が入るじゃないですか。もちろん、全ての曲に力を入れているんですけど、ラストの曲って、ちゃんと作らないといけない感がことさら強くて。どのバンドさんもそうなんでしょうけど、特にラストの曲に関しては、お客さんがどんな曲が来るのかと、とても期待しているから、歌詞も含めて、絶対に期待を裏切ることだけはしてはいけないという思いがあります。だからこそのラストの曲ですからね。
――歌詞が先にあって、メロディーを当てていったんですか?
一度、ばーっと作ってから、切ったり貼ったりって感じです。小説とまではいかないですけど、ちょっとしたエッセイを書いているような感じでした。
『18』はcali≠gariの入門アルバム
――ファンのみなさんがそうだと思うんですけど、cali≠gariは最後とその前の曲も好きで。
そうですね。最後に掛けての3曲くらいから、高まりを感じてもらえるような構成にしています。
――本作は正にそうですね。「素知らぬ夢の後先に」「グン・ナイ・エンジェル」「スクラップ工場はいつも夕焼けで」の流れ、大好きです。
自分のなかでは、ちょっと違かったんですけどね。当初、「東京亞詩吐暴威」は後ろのほうに持っていきたかったんですよ。
――たしかに、ヴィジュアル系のアルバムは、9曲目にそういう曲がくるイメージはあります。
BUCK-TICKの『TABOO』の最後に「JUST ONE MORE KISS」がくる感覚というか。なんなら、「東京亞詩吐暴威」で終わるのもめちゃめちゃかっこいいんじゃないかと思っていましたが、結果、こういう形になりました。リード曲の扱いをするのであれば、前に持っていくしかないよねと。
――近年の楽曲のなかでも、「東京亞詩吐暴威」のこれ来た感はすごかったです。
cali≠gariは常に最新作が最高だとお客さんに言わせているんですけど、いい意味でちゃんと入門編みたいなアルバムができたと感じています。40分ほどで聴けますし、バリエーションに富んでいますし。cali≠gariって最初に何を聴けばいい、となった時に『18』が一番いいんじゃないと現時点でオススメできるような作品になりました。
――トータル分数も気にしてくださっているんですね。
いつもそうですよ。曲は短くあれ、くらいの。時代だったのもありますが昔の曲が長すぎたので、良くないなと思って。でも、最後の曲だけは今も長くなってしまいますね。
――cali≠gariの最後の曲は、こっちも期待と覚悟を持って聴いています。
で、最初の曲は短くあるのがVのお作法だから。言わないだけで全てのバンドがBUCK-TICKの「ICONOCLASM」を通っているはずなんですよ。D’ERLANGER「INCARNATION OF EROTICISM、ZI:KILL「TERO」、LUNA SEA「FATE」、Gilles de Rais「SUICIDE」。どれもこれも聖典ですよね。そういうお作法を大切にしているので、cali≠gariの1曲目には、そういったトリッキーかつ短く賑やかし的な曲を置いておくっていうのが、自分のなかで勝手にあるんですよ。
消費される音楽にはなりたくない
――自分は「グン・ナイ・エンジェル」のなかにBUCK-TICKを感じました。
ありがとうございます。
――長く続けていくと仲間がいなくなってしまうこともありますが、そういったことに思いを馳せる部分もあったのでしょうか。
その気持ちもありますね。気づけば自分がライブに行きたいアーティストって、今やほとんどいないんですよ。いなくなってしまった、と言った方が正解なのかな。もう過去の作品でしか会えないんですよ。酔ってる時とかね、それってなんなんだろうな……空虚感というのかな。でも、曲を聴いていれば、音楽を通していつでも会えるよねという気持ちもあって。カラ元気でも無いよりはマシ、ってやつですね。……そうだ、The Cureが来日するって噂を聞いてたのに! きっとコロナのせいで来なくなっちゃったんだ! 全国回るつもりだったのに! キュアー行きたい!!!
――キュアー、そうでしたね(笑)。でも、なんか、うれしかったんです。ロックバンド・cali≠gariの燃えている新作だ、みたいな。
周りの人はね、本当に出るのかとめちゃくちゃ心配していましたよ。
――熾烈な制作環境だったとお聞きしました。
『17.5』を出したのが去年の9月です。冷静に考えると1年経っているんだから、別に不思議なことではないですよね。昔なんて、1年間でシングル3枚出して、アルバム1枚出しているバンドばっかりだったんですから。あ、でも、『30』があるんだから、1年で2枚作ったことになりますね。やっぱり、おかしいですね。セルフカバーと言っても、アレンジしまくっているので新作と言っても過言ではありませんから。
――cali≠gariのリメイクのクオリティは異常ですよ。
そこだけはね、やっぱり前を超えないといけないと思っていて。アレンジ前の、いわば昔の思い出ですよね。それを汚してはいけないと思っていて。自分も好きなバンドの録り直しを楽しみにしていたら、がっかりしたことがありますし。
あとは、消費される音楽になりたくないという思いも強くあります。売れなくていいから、一口かじって捨てられるような、そんな音楽だけにはなりたくなくて。今回、バンドサウンドでいつも以上に音を構築したのも、そういうパソコンの中だけで完結する音楽に負けないものを作ろうというモードなのかな、と感じています。
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