押し花やドライフラワーを樹脂でコーティングした、
「ALCHEMILLA(アルケミラ)」のフラワーアクセサリー。
散りゆく花びらの時を止め、繊細な美しさをそのままに閉じこめました。
これらは、デザイナー・奥本祥子さんのハンドメイドによる作品。
作品の中には、奥本さんが押し花からつくっているものもあり、
その一つひとつに時間を掛け、丁寧につくりあげています。
元々はフェルトやシルバーのアクセサリーを発表していた同ブランドが、
フラワーアクセサリーを発表したのは2008年のこと。
作品が誕生したきっかけを、奥本さんは次のように話します。
「子どもの頃、原っぱで摘んだシロツメクサで冠をつくったんです。
でも、時間が経つのとともにだんだん枯れてきてしまって……。
『ずっとこのままならいいのに』と思っていた
小さい頃の記憶が無意識に働いたのかもしれません」
アクセサリーに使われている花は特殊な色留め方法で加工し、
さらに素材によっては一枚一枚手彩色を施すなど、
子どもの頃の奥本さんの願いを叶えるように、
その美しさを半永久的なものとしました。
一方で、月日の流れとともに花の色味や風合いが
徐々に変化するようにもなっており、
使い続けることによる“味”を楽しむこともできます。
「ALCHEMILLAのコンセプトは『未来のアンティーク』。
何十年・何百年と経った時にどこかの蚤の市で売られていたり、
親から子へ、子が孫へ……という風に、
時代を超えて使い続けてもらえれば幸せです」
1. ガーベラブローチ(赤、参考商品)、2. ガーベラブローチ(黄、参考商品)、3. 「コハクシリーズ」バレッタ(¥4,830)、4. ピンクのバラのブローチ(¥4,410)、5. ミニバラのピアス(¥5,460)、6. フラワーブーケのミニブローチ(¥4,200)、7. 「コハクシリーズ」ショールピン(¥3,360)、8. 「コハクシリーズ」ヘアピン(¥2,730)、9. ビオラとローズクオーツのネックレス(¥7,980)
http://www.alchm.com/
【展示情報】
「秋の夜長の読書展」
日程:2012年11月1日~15日(9日~12日は休廊)
時間:11:00~18:00
場所:Gallery KOMPIS
料金:入場無料
「読書」をテーマにした合同展に「ALCHEMILLA」が出展。上記で紹介したアクセサリーのほかにも「読書」にちなんだ、“しおり”などのオリジナルアイテムを展示・販売予定です。
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