編集者・石川裕二の超個人的サイト

WEBメディア『Tokyo Reimei Note』は、アートやエンターテインメントに関する情報を発信するメディアです。媒体名の「黎明(れいめい)」が意味する“夜明け”を思わせる「将来の活躍が期待される人」「世の中の既存の仕組みや常識などを、より良い方向に変えようとしている人・プロジェクト」などを紹介しています。……と、開設当初はしていたのですが、2022年現在では、「編集者・石川裕二の超個人的サイト」を謳っています。自分が興味のあることを取材していきます。
※類似する名称の団体・施設とは一切関係がございません

特集
アーティストやプロジェクトに関する独自取材を行い、
ファッション・音楽・写真・演劇など、
ジャンルを定めずに芸術文化全般について紹介します。

連載
さまざまなテーマの企画記事のほかに、
作家を招いてのコラムなどを紹介します。

編集後記
編集者によるコラムや編集後記などを紹介します。

制作:編集・執筆事務所 編まれた糸をほどいて
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CONCEPT

編集長あいさつ
『東京黎明ノート』の誕生は、
私の“編集者としてのジレンマ”が発端でした。

会社を辞め、ブランドを立ち上げたばかりのアクセサリー作家。
時代の主流に反しながらも、たった一人でオーダーメイドの
ウエディングドレスをつくり続けるファッションデザイナー。
自らの声とギター1本で、その場を幸福な空間につくり変える歌い手。

——決して有名ではないけれど、たくさんの人を幸せにできる力を持った人たちです。

「この人や作品を紹介したい。もっと、いろいろな人に知ってもらいたい」
そう思うことがあっても、当時、私が勤めていた出版社では、
彼らを紹介することができずにいました。
「媒体の編集方針に適した情報ではなかった」
というのが、その大きな理由の一つです。

それならば、自分は担当する媒体において使命を果たし、
彼らの紹介はその他の編集者に任せればいいとも考えましたが、
その役割を担うメディアは存在しませんでした。

すべてがそうとは言いませんが、出版不況によって、
堅実に利益を望めるであろう情報や広告を重視することで、
本来伝えたかった情報をそれらの隙間に押し込まざるを
得なくなったメディアが増えたことが、その一因のように思います。

それによって発生したのは、「情報の空白地帯」。
情報が氾濫する一方でメディアが一極化し、伝えられなくなった情報があります。
世の中には、未だ見ぬ素晴らしい人たちと数々の作品が存在するのに、
多くの人々がそれらと出会えずに「縁」が消えていってしまう
――『東京黎明ノート』が果たすべき役割は、
その空白地帯を補う一翼を担い、その「縁」を紡ぐことにあります。

音楽を聴いて楽しくなったり、映画を観て泣いたり、
服を着て幸せな気持ちになったり、漫画を読んで興奮したり、
アクセサリーに思いを込めたり……。

アートやエンターテインメントには、人の心を動かす力があります。
そして、そんな作品や人との出会いが多いほど、
一人ひとりの生活は豊かなものになり、
今の日本の閉塞感や社会病理をも打ち破れると信じています。

だからこそ、『東京黎明ノート』は他のメディアが伝えきれない情報を紹介します。

一人でも多くの人の人生がより豊かになり、
ひいては日本の文化水準がより良いものになるよう、
プロとして真摯に、そして誠実に情報を発信し、
たくさんの人と人、人とモノとの“出会い”をつないでいきます。

                                Tokyo Reimei Note 編集者
                                      石川裕二

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