第9夜 きゅうなお話

日本で9といえば『”九”=”苦”』という事で、
四(=死)に続いて縁起が悪いとされています。

本日は「9」日。

そしてレアジクは第「9」夜。

そして個展まであと…

「4」日…


何という事でしょう。




今正に苦しくて死にそうな死゛苦です。
嘘です、「貳來」です。



制作が詰まってくると、描きかけや乾燥中の絵は、
部屋の中で一番安全なベッドの上に並びます。




眠い時や床で仮眠した時にベッドの上を見ると、少し切ない気持ちに…




でも作品は大事なのです。



という訳で、遂に来週に迫りました個展『貳來展 Ziqu Exhibition #2』
制作と準備に追われつつ瀕死でお送りする第9夜。

『縁起が悪い数字』と気にしてはみましたが、そもそも
自分の作品はどう見ても縁起が良さそうではありません。

しかし、作品を見る人に幸せを…




とは全く思っていませんので、
「4」や「9」の方が寧ろ似合うのかも知れません。

人によって見えるもの、感じるものは違うと思うので、
今色々と書くのは止めておきます。



ですが折角展示前なので、原画を見るのがちょっと面白くなる(かも知れない)
明日使えるムダ知識…




いえ、豆知識を2つ。


『線』
今までの展示で一番よく訊かれましたが、線はシャープペンシル、殆ど全て一発描きです。
鉛筆線にしか出せない特有の柔らかいタッチや繊細な濃淡は、是非原画で見て頂きたい所。


『金色』
これはスキャンでも写真でも再現出来ないので、
視覚的な意味では原画でしかわからない最大の表情と言えます。
2012年の作品には目元に必ず顔彩による金色が入っているので、
色々な角度から見ると、光の具合で顔が変わって面白いかも知れません。

「青金」と「赤金」という2種類の金色を使っているのもポイントです。



展示に来られる方は、是非注目してみてください。

細かいので目が良い方も悪い方もどうぞお近くで…




近寄り過ぎにはご注意を。



まだ続く制作。4日後、新作たちが無事並んでいます様に…
それではまた来週。


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